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 稲村ケ岳山荘と柏木道(青根ケ峰の先へ(其の六)) 〜1〜  成松 #1520  2012年8月30日(木) 22:10
遅い夏休みはやはり大峰です。今回の目的は稲村小屋に泊まることと柏木道を歩くこと、さらに伯母谷覗から大普賢岳を見ることです。

これまで休憩で立ち寄ることはあっても泊まるのは初めての稲村小屋。正式には稲村ケ岳山荘と呼びます。洞川の母公堂横の登山口から登り、小屋に一旦立ち寄り声を掛け荷物をデポしてから稲村ケ岳と大日山に向かいます。先に小屋の前を出発したパーティーが稲村ケ岳の展望台で記念写真を撮っています。金剛方面は展望が有るのですが、大峰の山々は白い雲の中。15時頃に小屋に戻り17時に夕食。泊まりは私達2人です。

扉を開けると左側が受付カウンターでその奥が厨房、右側に固定テーブルと椅子のコーナーがありコーヒーなどを注文できます。小屋の中央付近に食堂とテレビが観れる処、トイレに洗面所、2階へ上がる階段も見えます。救助用のロープが何本も左の壁に掛けてあり遭難者が出た際には指令基地になるのでしょう。一番奥の部屋の右手には上中下段に区切られていて巨大な三段ベッドです。それぞれの段には布団6枚位は敷けそうです。中央部分は板の間で低いテーブルにポットと湯飲みが置いてあり、左手には小さな椅子が三つとテーブル、衣服を乾かすロープとハンガーもあります。

この日の夕食メニューは麓の畑で採れた自家製野菜と豚肉の味噌煮込み鍋。普段余り食べないのに食べ過ぎてしまいました。小屋のおじさんからは大峰に関する様々な話が聞けました。台風などの被害で倒れる針葉樹だけでなく、雪の重みで倒れる広葉樹。鹿の害で木々が立ち枯れする代わりに種を遠くに運んでくれるなど、自然の摂理の奥深さ、自然との共生の様は、修験道の精神が此処にも息づいているように感じられます。

 稲村ケ岳山荘と柏木道(青根ケ峰の先へ(其の六)) 〜2〜  成松 #1520  2012年8月30日(木) 22:18
天気予報では朝鮮半島に向かった大型台風の影響で近畿南部は湿った南風が吹き込み雨が降りやすく、北部は高気圧が張り出すそうです。夜中には案の定雨の音が聞こえていました。翌朝は小屋の周りにガスが立ち込めていて上空は強い風が吹いています。

6時過ぎに朝食を済ませ、お弁当も用意してもらい7時過ぎに出発です。小雨が止みそうもないのでレインウェアの出動です。気温は15度。レンゲ辻の女人結界の門をくぐり山上のお寺でお参りを済ますと、法螺貝を携えた行者様に連れられてポロシャツやTシャツ姿の4名の旦那衆が登ってきます。一瞬青空が見えたのですが山頂全体は依然厚い雲に包まれています。

ここから阿弥陀ケ森までは上空の風の音に脅かせられながらも、7月にも歩いた道なので足取りは軽く少し余裕があります。途中の小笹の宿では青年が一人泊まっていて出発の準備をしています。聞けば東京から来て70リットルのザックで吉野から熊野へ向かうそうです。

女人結界門を出て阿弥陀ケ森は雨に濡れて緑が一層濃く輝いています。初めて歩く柏木参道の始まりです。緑の中を20分ほど歩けば伯母谷覗です。崖に強風がぶつかり白雲が発生して激しく舞い上がっています。強風の音とはうらはらに岩の上はむしろ穏やかです。お弁当を拡げると鰹節の入った海苔巻お握りが二つに玉子焼き、梅干と昆布の佃煮、とても食べやすいです。晴れていれば大普賢岳のピストンも考えていましたが、この天候では何も見えません。

 稲村ケ岳山荘と柏木道(青根ケ峰の先へ(其の六)) 〜3〜  成松 #1520  2012年8月30日(木) 23:23
景色の望めない山頂に行くのは止めて、大普賢岳が雲間から出て来るのを伯母谷覗でじっと待つことにします。昼食時間を加えて1時間以上粘りましたが、白雲は次から次へと生まれてきます。

12時になったので仕方なく出発です。それでも気持ちのいい尾根歩きが続きます。高度が下がり雨や風も止んでレインウェアでは暑苦しくなり途中で脱ぎます。1時間以上歩けば天竺平、さらに行くと上谷分岐です。まだ先は長く立派な吉野杉の植林が続きます。切り株の年輪を数えると130本もあり、その切り株より太い木の年齢や存在感に圧倒されます。1時間以上歩き続けて小さな神社の境内に出てきます。コンクリートの階段を降りて民家の有る車道を少し進めば柏木のバス停です。

当初予定では15:56発の奈良交通バスに乗るはずでしたが、運良くコミュニティバスの15:32発を発見して、これで上市駅まで行き、電車に乗りました。300円のバス運賃はとても安いです。下山中に見た柏木の集落の向こう側の山は、地元のおばさんは「しらひげさん」と呼んでいましたが、これは動物・人類学者で京大名誉教授だった今西錦司氏の1500山目の登山で有名な「白髭岳」という山であるのを後で知りました。

大普賢岳へ登った後に柏木道に向かってみるなど、アルプス縦走の練習に良いかも知れません。また、稲村小屋周辺もそうですが、秋はきっと紅葉がきれいだと思います。 

 大峰(稲村小屋・柏木道)  成松 #1520  2012年8月30日(木) 23:35
■山行記録(8/27-8/28)

8月27日(月曜日)
大阪阿倍野橋7:50→下市口9:02/9:17→(バス)→洞川温泉10:35

洞川温泉10:40→母公堂11:12→法力峠12:15→山上辻13:30/稲村小屋13:40→稲村ケ岳13:45/14:00→大日山14:15→稲村小屋15:00

8月28日(火曜日)
稲村小屋7:15→(0:45)→レンゲ辻8:00→(0:40)→山上ケ岳8:40/9:10→(0:20)→投げ地蔵9:30→(0:15)→小笹宿9:45/9:50→(0:37)→阿弥陀ケ森10:27/10:31→(0:19)→伯母谷覗10:50/昼食/12:00→(1:25)→天竺平13:25→(0:17)→上谷分岐13:42→(1:10)→柏木14:52

※伯母谷覗では雲の中から大普賢岳の姿が現れるのを待ち1時間以上粘った。
※伯母谷覗〜天竺平で最初に雨具の上着、暫く歩いて雨具のズボンを脱いだので約10分所要。

柏木15:32→(コミュニティバス・ヤマブキ交通)→上市駅16:32 (予定では奈良交通バス15:56発)


 141回 岳連ハイク 若山 8月26日(日)   金井謙二  2012年8月29日(水) 10:05
8月26日(日) 若山

参加者22名、連盟関係者6名(講師含む)

8:00 JR高槻駅(集合)→バス→

8:15 磐手橋バス停
8:50 白馬石
9:10 金竜寺跡
9:45 北摂一番見晴所
9:55 若山三角点
10:25 三川合流展望所
10:35 四つ辻
11:15 若山神社(解散)


猛暑にもかかわらず、参加者22名。サントリー蒸留所の引力にびっくり。

山道に入るとひんやりとしていて、意外に涼しく歩けました。結局、行き帰りの舗装道路が最も過酷でした。

若山神社には11時過ぎに到着。神社で解散し、蒸留所見学組は休む間もなくサントリー蒸留所に向かわれました。


 若山 8/26  成松1520  2012年9月1日(土) 23:18
写真です。

 若山 8/26  成松1520  2012年9月1日(土) 23:26
三川がきれいに並んでいるのが見えます。