TOP山行報告 木曽川支流正沢川細尾沢(沢登り)  


山楽遊会(サフラン会) 2009年7月18〜19日 
木曽川支流正沢川細尾沢(沢登り)

7月18日雨が上がり出発する。木曽駒スキー場跡地の林道を進む。右に福島Bコースの標識を過ぎ幸ノ川の橋を 渡りゲートを越え左岸の登山道を進み後、茶臼山登山道の標識に沢コースを右へ。伐採で切り開かれた荒れた林 道を直進、その先は藪漕ぎとなる。微かな踏み跡を赤布に沿って入渓。
昨日の雨で水量豊富、左岸は側壁が立ち遡行不可右岸へ渡渉。流れに逆らい腰までの渡渉で難渋する。右岸は 側壁までゴーロや立木があり、容易に進める。人気のルート所々踏み跡が明瞭。水量多いが遡行の妨げは少な い。
大滝40m
左岸に渡渉すると玉ノ窪沢が右から入る。左岸水際を遡行。左から斜瀑状に枝沢が入る。
川幅が広くなると出 合に着く。左に大きな流れの正沢川本流と右か
ら細尾沢が入る。細尾沢は倒木に覆われ汚い。奥に6mの滝、右か ら登るとゴーロ帯。左岸に雪渓が現れる。右からルンゼ、その先左からもルンゼが入る。奥右岸から大きな滝が見 える。右からの支流小股沢も見える。水量の多い40m滝は、直登不可、資料の登山大系によると右岸滝手前のル ンゼを登るとなっているが、どう見てもルートは厳しい。
資料通りに階段状?と思われるルンゼを登る。左に登り立 木直下をザイルを出し左寄りに10m直上、立木を掴み腕力登攀。支尾根を左に回り込み藪中へ、斜めに巻き上が り左からのルンゼを巻き滝口に降りる。厳しい巻きに二時間を要する。
沢はナメの連瀑帯になる。雨が降り出し厄介 な天候。幕営地を探しながらの遡行となる。3、4m程の小滝を数個越えると左岸から枝沢、50mほど上に台地状 に見えるので偵察するが幕営不可。
正沢川に入る枝沢
本流を先へ詰め斜瀑上の左岸の藪中を切り開き幕営地する。
小雨とスペース がなく焚き火は断念、テント内でくつろぎ20時前就寝。
濡れた体のままで少々肌寒いが何とか休めた。

19日肌寒い朝4時過ぎ、一時間ほど寝過ごし慌ただしく起床、早々に食事を済ませテント撤収出発する。
雨に霧が 出てせっかくのきれいなナメが見えず。明るい沢も視界5?`10mもなく薄暗い。左岸を詰め上がり大きな二俣を左に 取る。沢は水量がかなり少なくなり雪渓に覆われる。
もろいルンゼから谷が終わると這松帯に入る。かなり左寄りに 登っているのはわかっているが視野が利かず右は厳しい這松帯。広葉樹の灌木帯を選び藪漕ぎ、左よりに登り低 い這松帯を直上、傾斜が緩くなると登山道のある稜線に飛び出した。
標高2750m付近と思われるが霧雨に視界が きかない。とにかく右に高度を上げていく方向の登山道を進む。5分程で分岐点どうやら馬の背付近の主稜線に出 た模様。
忠実に登山道を進むが時折横殴りの強風に見舞われる。
木曽駒頂上
一時間程で木曽駒ヶ岳の山頂に到着。10人ほど空荷の登山者と合う。記念撮影をするが雨と霧で写らない。
早々に頂上小屋まで下降、小屋の土間で一本取らし てもらい下山に掛かる。玉ノ窪小屋横から右へ福島コースを下降する。
強風に一時横殴りの霰も降り出すが下降に 連れ小雨となる。急下降にツヅラ折れの登山道、途中雪渓の横切りから麦草岳のトラバース道、意外と長く掛かり 八合目、雪渓に濃霧掛かり下降ルートが分かりにくい。
七合目半に雪渓が残る岩小舎。ヤセ尾根のトラバース道は 鉄の廊下と梯子があり。前方の視界が開けると七合目避難小屋に到着した。小屋中で一本。
この先はなだらかに 下ったのち一気に急下降し幸ノ川の河原に降り立つ。護岸工事が施され上流下流とも堰堤と石畳の河原。対岸渡 ると登山口の標示。左岸に沿って広幅の林道が着いている。
30分程でスキー場跡地に到着、駐車地点に戻り終了 した。


山系、山名 木曽山脈木曽川支流正沢川細尾沢 地形図 木曽駒ヶ岳
ルート(下山) 木曽駒高原スキー場車止めから茶臼山登山道沿いに進み正沢川に入渓、細尾沢から稜線へ 登山道から木曽駒ヶ岳に登頂、玉ノ窪小屋から福島Bコースを下山
山行場所 長野県木曽郡木曽町
山行日(出発日) 2009年7月18-19日(17日22時発)
天候 雨のち曇り時々雨 目的 沢登りから百名山の登頂
時間/
コースタイム
17時間30分/18日車止め8:25〜入渓9:20?`玉ノ窪沢出合11:15?`細尾沢出合12:2 5?`大滝下13:00?`大滝上流ナメ15:15?`幕営地16:00/19日幕営地6:00?`2250m 7:00?`稜線10:20?`木曽駒頂上11:15?`頂上小屋11:40?`玉ノ窪小屋12:00?`七合目 避難小屋13:40?`幸ノ川渡渉15:50?`車止め16:40
装備 登攀具一式、ザイル1本、ハンマーバイル、ハーケン
参加者 S(担当)、F嬢、H君
反省とその他 幕営場所で難渋し小滝横に設営した。 増水の沢登りだったが、廊下が少なく右岸沿って堆積帯があり、踏み跡が明瞭。 雪渓の際は崩落箇所が多く、慎重に行動した。 40m大滝の巻きルートは左岸の草付をから登る方が良い(ザイル使用は大滝の巻きのみ)


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