TOP遭難対策委員会 > 読図講習会 09.5.6


5月26-27日 登山の為の読図講習会
5月26(土)〜27日(日) 遭難事故を防ぐ為に、2万5千分の1地形図と コンパスを利用した机上と実技の「登山の為の読図講習会」が実施された。
第1日目は机上講習会、大阪セルロイド会館3階会議室で13時30分 より実施。受講者39名。
配布された25000分の1地形図(大和高田)の地図と資料に基づいて地図上に記されている記号、都府県界や市町村界など地図の外枠にある情報等から順次 講習会が進められる。
山頂、尾根、沢、傾斜の度合いなどを見極め、地形図を立体的に読み取る為の等高線、コンパスの使い方に講習会が進み、受講生も真剣さが増し、あちこちから 質問が飛び交う。
地図の方位は、上方を「北」にしているが、磁針が指す磁北は真北より西の方を指し、主に 緯度によって異なり、3〜10゜の偏差がある。大和高田の磁北は6゜50′ 約7゜西に ずれている。コンパスを使用するには地形図上に磁北線を引いておく必要があり、ここで スタッフも動員して、線引きを開始。
それが終わったところで、屋外にある公園で北の端から南側にある目標物をB点としてプレイト矢印をB点を指し、地図上でリング矢印を磁北線に合わせ、 後は地図からコンパスを離し、お臍の前辺りに水平に固定し、回転盤の矢印と針の赤い部分が重なるまで身体を回転させる。合っていればプレイト矢印が目標物に延びているはずである。講習会資料参照[PDF] 【GIF画像】
後は明日の実習で、尾根、谷、ピーク、などをニ上山に於いて実践で試すことになる。(16時30分終了)
→→→2,5万図が改編されてます。ご存知でしょうか。
【参考】2万5千分の1地形図の読み方使い方(国土地理院)

第2日目は、二上神社口駅に近い「道の駅」が今回のホームベースとなる。 受講者5〜7名、リーダー2名で5班に分けられ、10時15分、1班が出発。10分位間隔をおいて各班随時目的地に向かう。 傘堂前の大池を基点に祐泉寺に通じる登山道を挟み左側の尾根筋からダイヤモンドトレール、 岩屋峠、祐泉寺、雄岳から張り出している尾根に取り付き途中から右へ迂回して基点の大池に 戻る(詳細は地図参照[PDF]) コースに設定された6ポイントを地図上にプロットしていく実習が行われた。行き先もルートも知らされていないのと、ポイント間が長い箇所は現在地を確認できない内に進むので掴み難いポイントもあった様子。
全コース実習を終えた班から順次道の駅に戻りプロットした地図を提示してそれぞれ正解のプロット点の回答と照らし合わせ 評価を受ける。さて最後の答え合わせ如何でしたか?
評価を受け終わった人は順次流れ解散で帰路につく。15時30分全ての行事は事故もなく無事終了。

遭難対策委員会スタッフの皆さん2日間ご苦労様でした。

参加の皆さん、研鑽を積んで、遭難しない為に実践で役立ててください。


参加者の感想&一言
「好天に恵まれ登山と読図の勉強ができ良かった。」
「ニ上山がこんなにきつい山とは以外 でした」
「ポイントとポイントの合間に現在地の確認をして欲しかった」
「もう一度読図講習会 を受けたい」 etc

読図講習会アンケート


読図講習会終了にあたって
読図講習会へ参加された皆さん、2日間お疲れ様でした。
「読図」は山においては必要最低限の技術。しかし意外に皆さん身に付けようとされません。いや、その機会が無かったのかも知れません。そんな事から今回の講習会を企画してみました。
机上講習は以前にも行なった事は有りますが、実技は今回が初めてです。したがいまして参加された皆さんの期待に答えられたかどうか心配でした。しかしアンケートの結果では概ね満足して頂いたようでホットしました。
まだまだ改善していかなければならないところは多々有りますが来年以降も継続させて行きたいと思っております。

遭難対策委員長
石田 英行



開催の挨拶をする遭難対策委員会委員長石田英行

挨拶をする山並久次会長

講師を務める岩越昌樹

読図は等高線の読みとコンパスの使い方が肝と熱が入る。

デスクワークだけでは習得は難しい。公園でコンパスの使い方を実習。

今回使用地図[PDF]


10時15分1班が出発。10分位間隔をおいて各班随時目的地に向かう。
大池の土手の手前で法面高さを地図にプロット

基点となった大池、正面は雄岳

プロット地点2

プロット地点3に向けてアップダウンの急坂を行く

エゴの低木に花が咲く、小枝を掻き分け潜り抜ける

竹之内峠と岩屋峠を結ぶダイヤモンドトレールに 出合った所が第4プロツト

岩屋峠で休憩

祐泉寺を過ぎた所で直ぐ右の尾根に取り付く

ちょっとした岩場もあり、登山をしている気分になる。

下り付いた所が古墳のある大池の上。基点となった所だ。

地図を提示してそれぞれ正解のプロット点照合して評価を受ける。


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