TOP遭難対策委員会 > スティーブ・ロング講演会 10.6.13

UIAA(国際登山連盟)登山委員会委員
スティーブ・ロング氏講演会

 『UIAAに登山者教育のスタンダードを学ぶ』

   





この講演は日山協、労山ともに50周年を迎える 記念事業の 一環として
東京、札幌、 そして大阪の3箇所で開催され、
大阪では6月5日(土)エル大阪 南ホールにて開 催されました。  

スティーブ・ロング氏は英国登山リーダー教育機関の代表でUIAA登山委員会の登
山指導の標準化(スタンダード)グループの代表でもあり、もちろん現役のトップクラ
イマーでもあります。
 18時30分開演、まず主催者を代表して(社)日本山岳協会副会長の京都府山岳連盟
粟飯原会長挨拶。続いて大阪府勤労者山岳連盟園会長挨拶と続き関西大学青山教授より
スティーブ・ロング氏の紹介をして頂きました。
 いよいよスティーブ・ロング氏自身による講演。通訳は日本勤労者山岳連盟国際委員、
大和田栄子氏。 
 冒頭「まいど!」で参加者の受けをもらう。(実は事前に私がスティーブに教えまし
た。)まず現役トップクライマーでも有るスティーブ・ロング氏の今までの山行の記録
を映像を交えながら紹介、続いて英国における山岳リーダー養成について

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スティーブ・ロング氏と通訳の大和田栄子氏

・ 使命
・ 歴史
・ 統計
・ 基本となる活動
・ 財政
・ リーダー適格者とは
・ 10の国家資格
・ 他機関より認定される資格
・ 地域における認定資格
・ 英国国家規模の団体について
等についてお話しして頂き、続いてUIAAについて
p6055075.jpg・ 標準指導者育成要項の発展
   2005年の研修で決定した事項
   標準指導要綱を提供する理由
   提供されている標準指導要綱一覧
   各会員団体に求められること
・ これまでにプログラム認定を受けた国と団体
・ 現在認定作業中の国と団体
・ 標準指導者育成要綱を準備するのはどんな人達
   専門委員はどのように選定されるのか?
   標準指導者育成要綱作業部会の任務
   標準指導者育成要綱作業部会委員一覧
   応募要綱
   評価の為の実地調査
   許認可を得るには
   プログラム評価を求める際の必要事項
   教習テキストについて
   評価過程  考査過程  考査(査定)委員の適格性
などのお話しを映像を交えながら説明して頂きました。

講演後質疑応答を行い、最後に日本勤労者山岳連盟川嶋事務局長より挨拶を頂き閉
幕いたしました。
 当日は約200名の入場者があり大盛況裡に終了しました。
日本にはまだ統一されたスタンダードというものが有りません。
今後、今回の スティーブ・ロング氏の講演を機にUIAAで認証されるような
日本として統一され たスタンダードを日山協、勤労者山岳連盟その他の団体が
協力して作り上げる事を目 指して行きたいと思います。

                      遭難対策委員長  石田 英行


『UIAAに登山者教育のスタンダードを学ぶ』を受講して

 英国の登山者教育・登山事情に興味が沸き、受講致しました。
スティーブ・ロング氏はレジュメに記載されていた通り知的でいかにも英国紳士の印象を
持ちました。
まずスティーブ・ロング氏の紹介映像から始まり、本題に移った。
p6055077.jpg 連合王国(イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランド)内で調整の上 登山の発展・遭難事故防止の為、国が山岳リーダーを養成するシステムが確立している事、 さらにその養成カリキュラムが10段階に細分化され、いかなる状況下でも対応出来る まさしくオールマイティーな山岳リーダーが輩出されている事を学ぶ。
 UIAAによる標準指導者 育成要綱について、世界の国々の登山者教育を発展させる壮大な プロジェクトであり、 引き続き推進して頂きたいと思った。
低体温症について、非常に分かり易く学べた。
英国の登山事情のテーマに移り、登山風景(特にスコットランド・ウェールズ地方)が
紹介された際に私の英国の田園と丘陵のイメージは一新され、非常に興味が沸くと
同時に英国に行ってみたくなった。
 遭難事故が多発する昨今、まず私自身を含めて安全登山の心得を再度認識しなければ
ならない。
さらに本講演のような山岳リーダーの育成カリキュラムの情報も考査・反映し、 役立てて
遭難事故防止に努めなければならない、と考えた。
 
この度は貴重かつ有意義な講演を受講でき、誠にありがとうございました。

岡 広大
 

1006050016.jpg事前に行なわれた歓迎レセプション 1006050028.jpg事前に行なわれた歓迎レセプション p6055065.jpg 司会する大阪府山岳連盟 石田遭難対策委員長
p6055066.jpg日山協副会長京都府山岳連盟 粟飯原会長挨拶 p6055068.jpg大阪府勤労者山岳連盟園会長挨拶 p6055071.jpg 関西大学青山教授
p6055076.jpg p6055084.jpg日本勤労者山岳連盟川嶋事務局長より挨拶 p6055085.jpg


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