良いお天気に恵まれました。良すぎて登山大会としては少し暑くなり過ぎたようです。例年より各ゴール到着時間のピークが後にずれたように思いますが、それは体力を暑さに削がれた為なのでしょう。その暑い中、アップダウンの厳しく長いダイヤモンドトレールを歩き、走り、たっぷりの汗を流してチャレンジした皆さん、本当にお疲れ様でした。
さて、今回も充実した良い大会になったと思っていましたが、大きな問題が金剛山から帰路でのバス停で発生していました。中級をゴールし、ちはや園地から下山された方が金剛山各所のバス停で足止めされてしまったのです。
第50回となる今年の大会で起きた初めての事でした。絶好の天候で多くの方がハイキングを楽しまれたこと、また皆さんにより楽しんでいただこうと、ちはや園地での催しを同日に行った事や、金剛バス廃止による輸送力の減少などが重なり、このような事態を引き起こしたのだと思われます。
南海バス様の臨時便増発で何とか凌ぎ、積み残しという大問題には至りませんでしたが、多くの方を長く足止めしてしまい、不安と疲労を与えた事は誠に申し訳なく、この場をお借りし謹んでお詫びいたします。
早速このバス問題についての善後策を関係各方面と話し合い、南海バス様の助言を得て、来年の開催での解消に向けて歩みを進めて参ります。半世紀に亘る実績に加え、登山の安全と共に皆様が不安に思われる事象について一つひとつ解決し、より良い大会になる様努力していきますので、引き続きご支援をいただければ幸いです。
最後になりましたが、ご参加いただいた皆様、大会の開催にご理解ご協力いただいた関係各位、また大会運営に携わった多くの山仲間達、本当にありがとうございました。厚くお礼申し上げます。
チャレンジ登山大会実行委員長 岩越昌樹