大阪府が中心となって設置した「金剛山安全対策推進連絡会」。奈良県など関係する自治体始め、地元警察や消防、私たち大阪府山岳連盟などが参画し、官民一体となって「減遭難活動」を行っています。
さて、活動の模様は4月18日放送のNHKニュースで取り上げられましたが、当連盟や山岳遭難事故に詳しい青山千彰氏(国際山岳連盟委員、大阪府山岳連盟顧問)への取材内容を再編集し、NHK「NEWS WEB」で公開されましたのでお知らせいたします。※2025年4月ごろまで公開予定
登山の際は気をつけて 身近な山で「道迷い」の危険 “勝手道”には踏み込まない 金剛山 | NHK | 大阪府
登山経験豊富なNHK記者に「勝手道」の危険性を説明する。
雨水が勝手道に沿って流れ、土砂となって山を削っていく。
勝手道から林道に流れ出た土砂(赤い部分)
無理に歩かれた勝手道の付近では小さいがけ崩れ箇所がいくつもあり、
いつ大規模崩落を引き起こすかわからない。
「通過は危険」登山者にとって危険なのはもちろん、
登山者によって山も危険にさらされている。
台風シーズンのたびに崩落を繰り返す危険なルートだが、
「危険」だという認識に乏しいハイカーも少なからずいる。
金剛山域に広がる私有地。登山道としての安全対策は取られていない。
すべての方の安全のために、安易な気持ちで踏み込まないでほしい。
減遭難活動について併せてご覧ください。大阪府山岳連盟減遭難活動