障がい者と健常者がともにスポーツクライミングを通じて交流し、「パラクライミング」の楽しさを多くの方々に知っていただく「パラ・クライミング体験会」を行いました。
パラクライミングは大きく「視覚障害(VI)」、「身体機能障害(PI)」の二つに分かれ、さらに障害の程度に応じて細かくクラス分けがされています。
今回は、大阪府山岳連盟が新しく取り組むダイバーシティ実現に向けた多様性推進策の一つとして、パラクライミングに精力的に取り組む「クライミングクラブRock on The Beach」さんの全面的な協力のもと、紅葉に包まれた秋晴の日に、屋外クライミングウオールのあるほしだ園地で開催しました。
- パラクライミングとは(JPCA 一般社団法人日本パラクライミング協会HPより)
当日は、障がい者、健常者合わせて参加者18名、Rock on The Beachさんやビレーヤーを務めたほしだクライミングクラブ、その他岳連サポートなど総勢30名以上の方がほしだ園地に集い、パラ・クライミングを楽しみました。
「身体機能障害(PI)クラス」で、下肢障がいのある方のデモンストレーション。サポートの介助で取付き、その後は上半身の力だけでグングンと登っていきます!
健常者はホールドに足を乗せてレスト(休み)ますが、片手でぶら下がり、片手を下げてレストします。もちろん、ロープにはぶら下がっていません!
登り終えた二人、いい笑顔です!
「視覚障害(VI)クラス」では、アイマスクをしてブラインドクライミングを体験します。クライマーは、地上からホールドの位置などの指示をするサイトガイドの支援を仰ぎながら登っていきます。
当日はNHKの取材を受け、その模様が当日夕方の「ほっと関西」で紹介されました。
最後に抽選会を行い、協賛いただいた明日香食品様、ケンコー社様からの景品が参加者全員に渡されました。
また、ご協力、ご協賛いただいた方々に厚くお礼申し上げます。

















