第1回目は、生駒エリアにある「大阪府民の森ほしだ園地」で行った『現在地の思いこみ』。
今後、記事には掲載されなかったエピソードや解説を加え連載してまいります。
この実験でのポイントは、「地形図にない道がある」場合に「どういう思考に陥るか」というものです。
「必ず地図上の道を歩いている」と思いこんでいると、地形図上の似たような道の場所と勘違いしてしまい、疑心暗鬼のまま進んで結果的に今どこにいるのかがわからなくなってしまうというものです。
掲載紙面の[Checkpoint④]では地図上にはない北上する道が現れ、[Checkpoint③]にいると勘違いしてっしまっています。
道迷いしないためには、「地形図上に表れている道だけでなく、地形と併せて判断する」というもの。
次回に、今回の道に迷うメカニズムを紹介します。
(つづく)※PDF紙面がご覧になれます。