自然は、私たちの身体と心に安らぎを与えてくれます。そのような中、地元有志の方を始め多くの方が、安全を願い、自然を守る気持ちで、環境の維持や山道整備などにご尽力いただいています。私たち登山者も、自然への理解と積極的な協力、マナーの向上が必要ですね。
さて、私たちの生活にトイレは欠かすことができません。山でのトイレ問題も、登山口や登山道などに設置されている公共トイレは、その大半が地域の方などのご厚意によって維持管理されています。
しかし、六甲山系の登山口にあたるハイカーに開放されていた公共トイレが、一部の方による心ない利用によって止む無く閉鎖されるという事態となり(*1)、私たちも登山者の代表としてこの事態を重く受け止め、トイレ設置者の負担がこれ以上深刻な問題とならないよう、近畿地区の山岳団体(*2)が寄り合って協議を始めました。
山のトイレ問題は、環境問題や倫理的視点など様々な観点から深い議論を必要とし、簡単に解決できるものではありませんが、まず私たちのマナーによって解決できる身近な問題から取り組んでいければと思っています。これを機に、皆様のご意見を拝聴したく、下記アンケートを通じてご意見をお寄せいただければ幸いです。どうか宜しくお願いいたします。
- 入山時・下山時のトイレ利用の実態と、トイレ利用の計画性、財源の認識についてお尋ねします。(お一人様1回の回答)
- 回答期間は、2022年12月25日~2023年6月30日の約6か月間。
- できれば、ご回答者のご氏名、連絡先をお聞かせください。(いただいた個人情報は他に使用いたしません。)
アンケートは愁傷しました。ご協力いただきありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
- (*1)(まいどなニュース) – Yahoo!ニュース
- (*1)(日テレNEWS) – Yahoo!ニュース
- (*2)公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会 近畿地区自然保護連絡協議会