10月29日~30日の両日、ススキが一面に萌える大和葛城山山上の葛城高原ロッジ研修センターにて、「2022年度近畿地区自然保護委員連絡協議会・研修会」を、大阪府山岳連盟主管で実施しました。
コロナ禍において3年ぶりの研修会となる今回は、野生植物・動物の保護、登山者のマナーなど、原点に戻った協議を行い、一歩ずつではあるが近畿各連盟、JMSCAと連携して、有意義な議論と活動を継続して行なうことで全会一致しました。
参加者は、(一社)日本山岳・スポーツクライミング協会近畿地区所属山岳連盟の自然保護委員長など担当のほか、大阪府(南河内農と緑の総合事務所)、大阪ECO動物海洋専門学校など19名で、特別講師として葛木神社宮司にお越しいただきました。
議事の概要は以下の通りです。(活動の様子がアルバムでご覧になれます。)
- 基調講演1 ギフチョウの保全活動
- 大阪府南河内農と緑の総合事務所/大阪ECO動物海洋専門学校
- 基調講演-2 金剛山系について
- 金剛山葛木神社 葛城裕宮司
- 自然観察会(ガイドウォーク)
- 防災と林業の関りについて
- 元大阪府林業職
- 各府県の活動報告と課題
- 近畿地区所属山岳連盟自然保護担当
- 自然保護委員連絡協議会の今後の活動、事業について
- 登山口など公共トイレの使用マナーについて
- 金剛山系における減遭難活動
- 大阪府山岳連盟
2023年度は、兵庫県山岳連盟主管で実施する予定です。