一般社団法人 大阪府山岳連盟
大阪府山岳連盟は、健全な登山の普及啓発に努め、登山を通じてスポーツの振興に寄与します。

〈会員情報〉「やまゆき会」創立105周年記念式典を開催しました。

〈会員情報〉「やまゆき会」創立105周年記念式典を開催しました。
〈会員情報〉「やまゆき会」創立105周年記念式典を開催しました。
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〈会員情報〉「やまゆき会」創立105周年記念式典を開催しました。

開会に先立ち、創立者木藤精一郎氏以下、今は亡き諸先輩方に黙祷を捧げる

やまゆき会は創立105周年を祝う記念式典を5月1日、西宮市夙川公民館ホールにて開催しました。参加者は会員45名、来賓3名、合計48名でした。
やまゆき会は大正5年5月5日に木藤精一郎によって創立された日本でも有数の長い歴史を誇る山岳会です。昨年(令和3年)5月5日に105回目の創立記念日を迎え、6月に創立105周年記念式典を予定していたところ、コロナ禍による緊急事態宣言により二度にわたる延期を余儀なくされ、この度ようやく記念式典を開催できました。

飛田典男氏
岩越昌樹氏

式典には来賓として(一社)大阪府山岳連盟から飛田典男会長、岩越昌樹副会長、石田英行専務理事の出席を頂きました。
飛田会長から「戦後設立された多くの山岳会が淘汰される中、やまゆき会がこれからも歩み続けられることを信じている」と祝辞を頂き、岩越副会長から「歩いている限り人生を享受出来る。これからも山を一緒に楽しみましょう」とお言葉を頂きました。

 当式典の目的の一つは、平成28年(創立100周年の年)から令和3年までの間に会員歴の節目を迎えた方に対して感謝を表し表彰させていただくことでした。会の運営に永年の貢献があった功労者4名、会の歴史資料編纂に貢献された特別功労者1名、会員在籍60年を迎えられた5名、会員在籍30年を迎えられた4名、そして例会担当委員を務めて10年を迎えられた8名、のべ合計22名の方に表彰状と記念品を贈りました。

もう一つの目的は105年の長い歴史を振り返り「やまゆき会」とはどういう会なのか理解を共有することでした。「やまゆき会105年の歩み」と題したスライドを映写しながら約30分に渡る説明を行いました。さらに2006年~2021年の活動年表を作成し、記念品の一つとして配布しました。

石田英行氏

記念講演は、JMSCA遭難対策委員会副委員長としてもご活躍の石田英行氏による「登山の安全と山岳会の役割」を拝聴しました。
「山岳会が減少、未組織の個人山行が増加している。最も大事なことは遭難しないようにするためにはどうするか、アクシデントに遭ったらどうするか。自分の身を守る術を持ってもらいたい。技術、知識の向上等ステップアップに繋がる手助けするのが山岳会の役割だ。山岳会のメンバーは仲間。まずは自分の身を守り、それからメンバーを助け合い、楽しい山行をしてほしい。皆さんには山岳連盟をもっと使ってほしいとお願いしたい。それが山岳連盟と山岳会を繋ぐ一つの道筋となり山岳会の発展にも繋がる」とのお話を頂きました。

 アトラクションとして山に関するクイズに◎か✖で答える全員参加のクイズ大会で盛り上がったあと、閉会の辞として「世界中に不穏な空気が蔓延する中、やまゆき会にできることは、今後も社会に貢献できる存在であること。そのための人材育成に尽力していきたい」と決意表明がなされ105年の歴史を祝う幕を閉じました。

尚、やまゆき会105年の歩み(スライドにリンクしています。)をご高覧賜れば幸いです。
末筆ながら皆様のご多幸を祈念しご報告とさせていただきます。

やまゆき会会長 北川隆史

 

<やまゆき会よりご案内>

やまゆき会について、詳しくは「やまゆき会ホームページ」をご覧ください。また、体験入会」も実施していますのでお気軽にお問い合わせください。(「 」をクリックいただければ詳しいご案内がご覧いただけます。)

<大阪府山岳連盟よりご案内>

(一社)大阪府山岳連盟の会員(山岳会やハイキング登山団体、クライミング団体など)皆様からの活動報告はもちろん、会員募集や行事の案内、啓発などの呼びかけなど様々な報告を掲載していただけるコーナーを設けました。

今後、運用をしていきながらより良いものに育てていこうと思っておりますので、積極的にご活用いただいた上で、ご意見やご希望などお寄せいただければと思います。

詳しいことは、連盟事務局〈HP会員係〉宛メール、もしくはFAXにてお寄せください。

Mail : yamaosaka@hera.eonet.ne.jp、FAX : 06-7504-4214

 

 

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