日本遺産「葛城二十八宿」を巡るパーソナル山行の第6回目です。
葛城修験第十四番経塚と考えられている場所は、2か所あり、一つは南葛城山の山頂付近に2基の自然石が置かれている、かつて鏡ノ宿と呼ばれた修験の行所である。葛城峯中記等においては、鏡ノ宿に経塚があったと示すものは発見されていないものの、今も多くの修験者が巡拝に訪れる場所である。楠木正成公が遠見して鏡を埋めたという言い伝えも残る。
もう一つは滝畑の光滝寺(光瀧寺)とされる。本堂の隣にはかつて多宝塔が建っており、この地を修行した役行者が寺の境内に法華経の安楽行品(第十四)を奉納して塚をつくり、その上に多宝塔が建てられたという伝承が残っている。
和泉山脈第二の高峰・岩湧山の中腹に葛城修験第十五番経塚がある。現存する経塚は岩湧寺の北西、岩湧寺から少し登った尾根の先にある。切り立った岩壁の上に立つ五輪塔は、目の前に広がる景色を眺めるように静かに佇んでいる。
南葛城山を登った後、岩湧山を登り返すコースはどちらも急坂で、累積標高差は1600m、約19km、7.5時間となる健脚向きのコースです。
※葛城修験については葛城修験日本遺産活用推進協議会HP参照 ※「シリーズ葛城二十八宿⑦⑧⑨」の予定は、パーソナル事業予定をご覧ください。
<基本情報>
- 目的地:和泉山脈・南葛城山(922m)、岩湧山(897m)
- 実施日:2022年11月23日(木・祝)
- 集合:23日9:55、滝畑バス停前
- 解散:23日18:10頃、夕月橋バス停付近
- 担当:パーソナル委員会 寺田昭弘(日本スポーツ協会公認山岳コーチ1)
<行程>
- 10:00滝畑ダムバス停→10:40第十四番経塚光滝寺→13:00南葛城山→13:10第十四番経塚一本松(昼食)13:40→14:40一本松登山口→16:10岩湧山→16:50第十五番経塚岩湧山→18:10夕月橋バス停(※夕月橋バス停19:11発、前の便は17:16発)
- 約19km、7.5時間の健脚向き。夜間歩行に自信のない方は不向きです。
- 岩湧山からの下りで日没となる見込みのためヘッドランプ、予備乾電池必携。
- バス停での待ち時間は冷え込みます。必ず予備の防寒具をお持ちください。
- 昼食以外の行動食は、高エネルギーのものを多めにお持ちください。
<定員及び応募資格>
- 募集人員:10名
- 申込が6人未満の場合中止する場合がございます。
- 参加要件:下記の通り
- 2022年度パーソナルメンバーであること。
- 有効な山岳保険に加入していること。
- 重大な疾病疾患がなく、山行にあたって健康上の問題がないこと。
<参加費>
- 2,500円(税込)
<申し込み、問い合わせ>
- 申込締切:11月14日(月)
- 定員なり次第締切。
- 申し込み受理後、参加確定者に改めてご連絡致します。
<必要装備品>
- 岩湧山装備一覧(PDF)を参照ください。
<新型コロナウイルス感染防止など健康管理に関するご注意>
- 新型コロナウイルス感染等の推移、その他行政などの指導によって直前に延期・中止する場合がございますので予めご了承下さい。
- 止む無く事業を延期・中止を決定した際は、参加申込者にその旨メールや電話等でお知らせし、ホームページで告知いたします。
- 参加希望者は、参加の約1週間前より体調チェックを行い、当日熱があるなど、少しでも体調不良の場合は参加を自粛ください。
- 参加当日体調の確認を行います。発熱など健康状態によっては、その場で参加をお断りすることもございます。
- その他重大な疾病疾患がなく、山行にあたって健康上の問題がないことをご確認ください。
- 開催した事業では、行動中以外のマスク着用、手指消毒を心がけ、当日は担当者の指示に従い、感染拡大防止にご協力ください。
⦁ 2022年度パーソナル会員申し込み受付中
⦁ パーソナルメンバーについては『仲間と集う』ページをご覧ください。