鈴鹿セブン縦走路に当たる石榑峠が2022年6月1日から8月31日まで、 登山口にトイレを作る工事に伴い通行止めになると、滋賀県山岳連盟を通じて東近江市森と水政策課より連絡をいただきましたのでご報告いたします。
現地での山行を計画されている方はご注意ください。尚、詳しいことは 東近江市森と水政策課 0748-24-5524までお問い合わせください。
鈴鹿セブン縦走路に当たる石榑峠が2022年6月1日から8月31日まで、 登山口にトイレを作る工事に伴い通行止めになると、滋賀県山岳連盟を通じて東近江市森と水政策課より連絡をいただきましたのでご報告いたします。
現地での山行を計画されている方はご注意ください。尚、詳しいことは 東近江市森と水政策課 0748-24-5524までお問い合わせください。
今般奈良県川上村において登山者のマナーを発端にした問題が発生し、シェークスピア氷柱群へ通じる私有地へ立ち入らないよう、ワサビ谷環境管理組合より周知徹底の要請が届いています。
大阪府山岳連盟が加盟する「大台ケ原の利用に関する協議会(※)」でも問題視され、私達もその要請に賛同します。
以下、ワサビ谷環境管理組合 組合長 安田芳裕様からの要請文を掲載しますのでご一読の上ご理解、ご協力をお願いいたします。
自然保護委員長 田中昭男
(※)「大台ケ原の利用に関する協議会」とは、西大台ケ原利用調整地区の自然環境保全と山岳・観光利用促進の調整を図り、持続可能な利用促進を目的として、環境省、国交省、林野庁、奈良県、上北山等自治体関係、NPO団体、山岳団体等で構成される会議体です。
大阪府山岳連盟では、登山活動の普及とともに遭難対策や自然保護にも取り組んでおり、「大台ケ原の利用に関する協議会」にも加盟し、関係団体と連携を図りながら自然保護に務めています。
一般社団法人 大阪府山岳連盟 会員各位
ワサビ谷環境管理組合は、現在のところこの地域の土地管理者に加え、私たち地元を中心とした複数のアウトドアガイド団体が構成員となり運営されています。(*ワサビ谷には複数の地権者がおり、それを管理している方を土地管理者と呼んでおります。)
本年2月1日から、奈良県川上村にあるシェークスピア氷柱群への登山道に無許可での通行禁止の新たな看板を設置致しましたので、皆様への周知を宜しくお願い申し上げます。
以下経緯説明になりますのでご確認ください。
1980年頃から土地管理者の運営するワサビ農園で、葉ワサビの栽培が行われていました。当時、このワサビ農園を保護する目的で、農園入口に立ち入り禁止の看板やゲートが設置されていました。
しかしながら、以前からアイスクライミング等を目的とする登山者が無断で通行する状況が続いていたそうです。葉ワサビの栽培は獣害や盗難の影響で2000年には終了していますが、立ち入り禁止の看板はそのままで、無断通行はしないでほしいという意思に変わりはなかったと伺っております。
我々地元ガイドはこのコースでガイドツアーを開催するにあたり、2015年に土地管理者に通行の許可を打診しました。基本的に立ち入りはして欲しくない場所との事でしたが、地域での活動を応援する意味もあり特別に許可を頂きました。そして危険箇所の迂回路を整備する許可も頂きました。その過程において、老築化して分かりにくい立ち入り禁止の看板を新しくしました。
その後、氷瀑見学を目的とした登山者の数はネットでの情報等で増え続け、ついに本年は路上駐車がバス停を埋めつくし、さらに国道にはみ出すように置かれるぐらい溢れるようになりました。駐車ポイントはトンネルを出てすぐのカーブという危険箇所でもあり、接触事故も起こりました。
また私有地内でトイレのゴミが散見される事もありました。
さらには気軽な装備や知識で立ち入る人も増え、遭難者が出るという最悪の事態が起こってしまいました。
このような状況を至急終息させるために、以前から許可を頂いていた団体を中心にワサビ谷環境管理組合を結成し、新たな看板とロープでのゲートを設置しました。
現在、立ち入り許可を申請する方法についてお問い合わせを複数いただいております。
この件については、もし方法等が決まればワサビ谷環境管理組合のサイトで掲載する予定ですが、方向性もまだ決まっておりません。
まずはさらなる事故やトラブル防止のため、無断立ち入りをする人が居なくなるようにする事を優先します。また今後雪融けがすすめば、山が荒れていないかの確認も必要です。
関西を代表する貴重な自然を守るため、皆様のご協力を宜しくお願い致します。
どうか今しばらく見守っていただけますようお願い申し上げます。
大変申し訳ございませんが、問い合わせについては混乱を避けるためメールのみとさせていただいておりますのでご了承ください。
2022年2月24日
ワサビ谷環境管理組合 組合長
安田 芳裕
1月4日伊吹山6合目上部にて雪崩が発生し4名の方が巻き込まれました。幸い4名とも命に別状は有りませんでしたが、1名の方はケガをされたようです。
伊吹山は京阪神辺りからでも気軽に行くことができ、天候が良ければ初級者でも1000m超の雪山が味わえ、遠く別山、御嶽山、乗鞍岳なども望めるとあって、冬でも大勢の登山者で賑わっています。
しかし、以前には雪庇が崩れて起きた雪崩に5合目の山小屋がのみこまれ、登山者ら3人が死亡したこともあります。戦前には頂上観測所の職員が雪崩によって殉職したという悲しい出来事もありました。
気軽に行けるとはいえ、雪崩は身近な山でも起こる自然の驚異です。冬山の準備に、遭難時の装備や雪崩のメカニズムなど、冬山独特の知識を身につけ、万一の際に備えておくのは登山者の責務です。
今回事故に遭われた方々は自力で脱出し、巻き込まれた方を救助されたそうですが、皆さんにそれができますか?
よく「私危ない所には行きません。安全な所しか行きません」と言われる方がおられます。それって何処でしょう? 登山は自然がフィールドのスポーツです。皆さんが気軽に行かれる伊吹山、比良山でも雪崩事故はあります。金剛山、六甲でも道迷いはあります。
今一度、例え近郊の山とはいえ、その山へ入る為の体力、知識、いざと言う時の備えは大丈夫か、今回の事故を踏まえ考え直してみて下さい。無事に我が家に帰ってこその登山です。どうか宜しくお願いいたします。
(公社)日本山岳・スポーツクライミング協会
遭難対策委員会副委員長
(一社)大阪府山岳連盟 専務理事 石田英行
雪崩に関する詳しい情報は「日本雪崩ネットワーク」のHPをご覧ください。
大阪府山岳連盟でも、万一の雪崩遭難を始め低体温症や凍傷リスクに関する知識を、体験を通じて深める「積雪期レスキュー講習会」を行っています。これを機にぜひご参加いただき、冬山を事故無く楽しみましょう。
本格的な寒気が押し寄せ、大阪府でも雪山が楽しめるシーズンとなりました。
特に、樹氷が楽しめる金剛山域では年末から積雪があり、多くの登山者で賑わっています。
さて、そのような身近な登山も、事故を起こしてしまえば楽しみも暗転します。特に初心者からベテランまで、登山歴とは関係なく事故が多いのも冬山の特徴です。今一度気を引き締め、安全登山で冬山を満喫しましょう!
そのような中、大阪府から冬山登山における注意について喚起されました。
登山者必見!!
【心得その1】事前準備を怠ることなかれ
【心得その2】登山当日も油断するべからず
と、冬山における注意点が解説されていますので、ぜひ一度ご覧になってください。
またこのHPでも、安全登山へのポイントを7つに絞ってわかりやすく解説しています。併せてご覧ください。
安全登山で、楽しい冬山を!!
大阪府山岳連盟に寄せられた近郊山域での注意喚起や登山道に関する情報、またJMSCA〈(一社)日本山岳・スポーツクライミング協会〉や近畿地区山岳連盟〈兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山各山岳連盟〉などから発せられた一般登山者に向けたメッセージなど、登山などに関する注意情報をお届けします。
※大阪府山岳連盟に寄せられた、近郊山域の情報をニュースソースとして発信します。
※大阪府山岳連盟 – ホーム | Facebookでシェアしている情報をすべて掲載するわけではありません。
※テレビや新聞、ネットニュースなどで報道された登山関係のニュースを取りまとめるものではありません。